「やっと終わったプロモーション」 [2000,06,20(tue)] |
ある日のスケジュール 朝9:00ラジオ局入り、10:00本番、11:00移動、11:30雑誌社インタビュー、13:00の新幹線にて東京へ向かい、社内で昼食、15:40下車後「丸の内カフェ」へ、16:00サンケイリビング社インタビュー、17:00終了、17:30ライブ開始、18:00終了、青山Roy's」へ移動、19:30、20:45と2回のライブ等々。ある日の一日のスケジュールでした。 全日程のうちに東京-大阪を2往復...。 7月の「ザ・ブラザーズ・カジメロ」のコンサートの為のプロモーション活動がやっと先日5月24日に終わりました。各会場には沢山の方に集まって頂き、ありがとうございました。 そしt「Roy's」や「丸の内カフェ」にでは「CAZ」の新しいファンの方々が沢山出来たように思います。もちろん今までのファンの方々も沢山いらしていました。 「プロモーションは大変だぁー」とこの2〜3年感じています。というのも、どんなジャンルでもファンの方はいますし、その音楽家が日本でコンサートをするとなるともちろんそのファンの方々が来られます。しかし、ここで大変だと思うのは、知らない人にどうやって知ってもらうか!なのです。 ファンクラブがあったり、ハワイ業界においては各フラ先生等のグループで会場を埋めることは可能ですが、果たしてそれがミュージシャンやアーティストにとって良いのかどうか「フッ」と思う事があります。もちろん、それはそれなりにファンに満足してもらう手段であり、良い事であると思います。しかし「CAZ」のように毎年、ロバートさんに至っては年に何回かの来日で、ある意味ファンに対してはマンネリというシチュエーションを与えかねません。 僕のようなファンだと、彼等の息づかいで今日の体調や声の出具合が解る時がありますし、彼等がどの様にして一つのショーの中で観客に感動を与え、喜ばせようとしているのかがわかります。時には笑い、涙することも度々あります。「英語がわからない...」もちろん言葉の壁はあるでしょうが、それよりもなによりも、彼らのサウンドから直接心に感じるものがあるのです。つまり、同じショーを何回聴いてもその度に違う感動があるということなんですが...。 '98年、'99年とは同じ内容のものを上演し、'99年に関しては「再演」と銘打っていましたが、ファンの方の中には「いくらカジメロでも同じものばっかりだと飽きるわー」とおっしゃる方もいらっしゃいました。今年は志向を変えて考えてみようと思っていますが...。 本題に戻りましょう。 今年は協賛に「キンカン」さんが付いて下さったお陰で、広告に力を入れることが出来ました。もちろんそれは、まだ「CAZ」を知らない人達の為です。ハワイブームと言われているこの昨今、ファッションから突入してきた流行は、ようやく音楽、芸術、文化等に域を拡げようとしつつあり、メディアやマスコミの人達もそれぞれが少しずつ取り上げてくれるようになりました。その一端で少しでもハワイ文化を拡げる役目を僕が担って行ければいいなぁーと思っています。とても大変なプロモーション活動ですが、僕は好きなのでどんなに夜遅くとも朝早くとも「いやだ!」と思った事は一度もありません。まして、ロバートさん、ローランドさん、そしてダンサー達の心温かい対応には頭の下がる思いです。ここでコハラカンパニーとしてはビジネスに徹しないと駄目なのですが、「Ho'okena」のリーダーマヌに言われたことがあります。「ヒデ、おまえはToo Much Alohaだ」と...。 でも、なるべくいろんな人達にハワイの音楽、文化を知ってもらいたいから、僕はずーっとこの仕事を続けたいと思います。 |