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フラガールという映画。
もうこれほど有名になってしまっておりますが、改めて紹介させていただきます。僕は舞台が好きなのですが、もちろん映画も見ます。そして今回、この作品をこの記念すべき第一回になぜ取り上げるのか?その理由はフラという共通点ももちろんありますが、この作品にただ素直に、感動したからです。

ストーリーは昭和40年の日本、福島県はいわき市の炭鉱町。 石油の追い風にさらされて、炭鉱は衰退の一途をたどっていたこの時代、炭坑夫もリストラの波に巻き込まれ、多くの失業者を出す現状打破のため、その地にレジャー施設を建設しようと立ち上がった人々の物語。
炭鉱の街に生まれ「一山一家」をモットーに生きてきた炭坑夫の娘たちが家族のため、街の為に、様々な障害を乗り越えてフラを踊り続ける。
この物語はただ、その女性たちの勇姿に涙する作品ではなく、家族、親友、仲間、社会、時代、それら全てが折り重なって不思議な関わり方で、ただ一つのラストシーンに向かって行く。その作風と、女優陣の快演こそが僕の心を突き動かしてくれたように思えます。

主演の松雪泰子さんはスパリゾートハワイアンズのオープンに携わったカレイナニ早川先生の役を演じているのですが、映画の中で見られるそのダンスの迫力はかなりのものでした。
3ヶ月間の猛特訓と書かれていましたが、あのタヒチアンダンスには彼女の中の女優魂を感じました。監督は李相日さん。この監督、どうも今までは妻夫木聡さんと安藤政信さん主演の「69 sixty nine」やオダギリジョーさんと加瀬亮さん主演の「スクラップ・ヘブン」など、男性の演出に熱 を注いでいたようなのですが、ここに来て女優の魅力を引き出す演出に挑戦しているのが面白いですね。

実際に、松雪さん、蒼井さん、富司さんという各世代を代表する女優陣と南海キャンディーズしずちゃんこと山崎静代さんなど、様々な女優さんの「いい顔」をスクリーン一杯に見せつけてくれました。 フラに興味のある方もそうでない方も、こ の映画は是非、劇場に足を運んでみてほしい作品です。

寒い北国にハワイ、僕はいつも思うのですが、ハワイは場所の名前ではなく、心の名前のような そんな気が、この映画を見て改めて感じる事ができました。 この映画を見て、皆さんの心のハワイの場所を見つけてみてはいかがでしょう? そしてもし見つかったら僕にも教えてください。皆さんからのこの映画に関する感想、お待ちしております。
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